にじぞうは幸福な世界の象徴。人間本位な癒しの存在（愛玩動物、鉢植え植物）ではなく、大きく包み込んでくれて、見えなくても感じ取ることが出来るような存在（人間と共存する動物達、野生の植物）。母であると同時に子供自身でもあります。（人間が畏怖する自然とも仲良しで、雨を「降らせる」、花を「咲かせる」など、何かの始まりに立ち会う、母性的で大きな存在。また、子供のように、宇宙、月、雲と遊んだり、乗り物や傘になったりのごっこ遊びも得意。）キーワードはハッピー、子供、柔らかいもの、無邪気、優しい、楽しい、わかりやすい、平和安らぎ、ヒーリング、ゆりかご（ベビーベッド）。 子供の無邪気さを持った表現は、多くの人を幸せに出来るはずだと思い、子供ならではの、魂が全開している状態を絵で表現。ファンタジックな物語性を取り入れることにより、子供時代に、ファンタジーと現実の境界線を自由に行き来して遊んでいたように、心を癒すのではないでしょうか。その表現を実現させるためには、物語性が大切ですが、一枚の絵で物語を伝えられるもの、一枚絵の絵本のようなものを作ることが重要だと思っています。