「united CRAFT nations」展
2015年6月19日(金)〜6月28日(日)@btf 4A /4B
11:00〜19:00/会期中無休

この度@btf(中央区勝どき)は2015年6月19日(金)より
『united CRAFT nations』展を開催いたします。

何か不思議な力に引き寄せられるように、
視えない糸にふんわりと導かれるように、創り、伝える。

遠い国の伝統的な手仕事だったり、
遠い時間に生まれた技法だったり、
大自然にくるまって生活する知恵だったり。

長い月日の中で成熟してきたモノを
自分のカタチにして伝えようとする彼らは、
クラフトで人に繋がり、その場所に繋がっている。

そんなクラフトで繋がる人たちが集合する
united CRAFT nations。

独得の美しさ、巧みさがあふれる空間を、旅しにいらしてください。

 

 

参加アーティスト
@btf 4F・4A/4B
 
 
4A  
ki-nari 村上圭一
nomadicraft 笹本祥巨・麻希
Fabian Landgrave ファビアン・ラングラベ
4B  
JUBILEE シミズダニヤスノブ
Petite africaine 馬野晶子 
谷崎聖子 ハンガリー伝統手芸研究家 

 


6月20日(土)・21日(日)イベントのお知らせ

おすすめ party food by TORi  
21日(日)11:00~(※無くなり次第終了)

えらんで食べましょ。色んな国のレシピでparty food
おうちでつくってみたくなるレシピもご紹介。

TORi: http://cafetori.com
世界のお母さんの味と古くから伝わる保存食をテーマ
に、物語のある料理を届ける岡本雅恵と鷲巣麻紀子によるフードユニット。


イーラーショシュWS by Pretzel 貝戸哲弥 & FOLK ART Transylvania
20日(土)・21日(日)

20日(土)14:00〜17:00
初級:Pretzel・お花のしおり ¥3,500(材料費込み)
定員15名 制作時間3時間(時間内に仕上げてお持ち帰りいただけます)

21日(日) 15:00〜17:00
上級:FOLK ART Transylvania・チューリップとバラのバッグ ¥5,500(材料費込み)
定員10名 制作時間2時間(途中まで制作して残りはご自宅で仕上げていただきます)

お申込み・お問合せ:keiko@btf.co.jp / tel : 03-5541-0061

ルーマニアの太い綿の糸を使った温かみのあるイーラーショシュ刺繍で、
ブローチや髪飾りにしても可愛いお花のしおりや、
大人やお子様にも愛らしいショルダーバックを作りましょう。

Pretzel 貝戸哲弥: http://www.pret-zel.com/
恵比寿にてショップを営んだ後、度々訪れていたルーマニアに惹かれて夫婦で移り住む。
帰国後は川越のアトリエにて、オリジナルの子供服「Pretzel」とぬいぐるみ「Frederic」、
ルーマニアで習得したイーラーショシュ刺繍を制作。
TV番組やCMの衣装制作も手掛け、多方面で活動。

FOLK ART Transylvania:http://folkart.shop-pro.jp/
伝統手芸研究家 谷崎聖子が紹介するトランシルヴァニアの手しごと、手芸本、手芸用品。 ルーマニア、トランシルヴァニア地方で作られたフォークロアの香りあふれる品を集め、 長い年月を経てなお輝きを持ちつづけるアンティークの品から、 今なお手仕事をつづける現代の作品まで。 素朴でやさしい手しごとは優しさに満ちあふれています。

 

ki-nari 村上圭一

神奈川県湯河原町在住の木工作家。湯河原町やその周辺で伐採された無垢の木などを使い、お皿や器、カトラリーなど、テーブルウェアを中心に製作。節や割れ、虫食いなども、自然の持つ表情・個性として捉え、その良さを生かして創られた作品は、木の暖かさ、そして木に対する作り手の優しさにあふれています。

武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業。ディスプレイ業、キッチン関係の職に携わった後、2009年、 ki-nariとして木工小物の製作を始める。
ki-nari >> http://kinari2010.blog110.fc2.com/

   

nomadicraft ノマディクラフト  笹本祥巨・麻希

自然・旅・民族をテーマに、タイ、ベトナム、ラオスの山岳地帯に住む少数民族の手仕事を扱うアトリエショップ in 東京・西小山。母から子へ、脈々と受け継がれてきた素朴で美しい手仕事を紹介しながら、作り手である女性たちに仕事の機会を提供し、貧困の和を断ち切るための支援も行っている。

刺繍、織り、染め物。少数民族が作るそれらの手仕事は、服や雑貨の姿をしたお守りであり、古の時間が息づく物語です。今回はそんな彼らの手仕事のほか、さまざまな国や民族のパーツを、時を超えて繋ぎ合わせたアクセサリー『juju』、そして東南アジアの旅情が香る雑貨をご紹介します。
nomadicraft >> http://nomadicraft.com/

   

Fabian Landgrave ファビアン・ラングラヴェ

さまざまな素材、感触、色を即興的に融合させた革新的作品を発信し続けているメキシコのアーティスト。布の上でドローイングを描くように仕上げられる作品は、身に纏うものであったり、空間を包み込むような平面アートであったり、自由で普遍的な世界を構築しています。

1977年、メキシコ・シティー生まれ。ファッションを独学し、2000年、オリジナル・ブランドganiccを立ち上げる。メキシコ及びアメリカでデニム・コレクションを展開し、舞台や映画の衣装デザイン等を手がける。2006年よりヴィジュアル・アートに活動領域を広げている。
Fabian Landgrave・ganicc >> http://www.fabianlandgrave.com.mx/ http://www.ganicc.net/

 

JUBILEE シミズダニヤスノブ

テキスタイルデザイナー・シミズダニヤスノブが手がける「プリントデザインからはじまるモノづくり」をコンセプトとするテキスタイルブランド。身の回りにある何気ない日常をモチーフに絵柄をデザインし、手捺染(ハンドスクリーンプリント)で制作するオリジナルのテキスタイルは、カラフルでポップ、そして独得な静けさと優美さが感じられます。

2004年多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻卒業。オリジナルのテキスタイルプリント製作の他、アーティストの衣装制作、空間ディスプレイでのインスタレーション、企業とのコラボレーションなど、日々活動の場を広げている。2013年春夏シーズンからキッズブランド「kitutuki」もスタート。2014年6月、ノートやバッグなどのワークアイテムライン「JUBILEEgg」が起動。2015年4月、文化出版局から著書「テキスタイル&ソーイング」発売。
JUBILEE >> http://www.jubi-lee.com/

   

Petite africaine プティット・アフリケーヌ 馬野晶子

今回の主役は、たくさんのキッズ・ワンピースです。アフリカの大地の香りがするダイナミズムと、コロニアルなフランスの洗練さがミックスしているアフリカンテキスタイルが、とびきりキュートなサマー・ドレスに七変化。ひとつ、ひとつにこめられたストーリーをヴィヴィッドな色と線に読みとってください。オリジナル・バッグ、エプロン、小物雑貨、そしてセネガルからやってきたフェアトレード商品など、日本の生活でもしっくり、しっかり使えるアイテムもご紹介します。

上智大学外国語学部卒業。家族の転勤に伴いイギリス、セネガルで暮らす。そこで出会ったアフリカのカルチャーを自分の目線で紹介しようと、アフリカンテキスタイルの雑貨&ウェアのブランド、プティット・アフリケーヌを運営。<アフリカンスローライフから生まれた手仕事><フレンチスタイルなアフリカ雑貨>をキーワードに展開している。
Petite africaine >> http://www.petiteafricaine.com

   

谷崎聖子 ハンガリー伝統手芸研究家 

そこは、古きよきヨーロッパの面影が、町はずれののどかな風景に、おとぎ話さながらの小さな村に、人々の暮らしや心の中に、ひっそりと息づいているところ。ルーマニア、ハンガリー、ザクセン、ロマ・・・。さまざまな民族が長い月日をともに過ごし、森とともに育んできたもの。トランシルヴァニアに伝わる手仕事をお伝えします。

大阪外語大学ハン ガリー語学科卒業後、ハンガリー政府奨学生としてブタペスト大学フォークロア学科に留学。ルーマニア・トランシルヴァニア地方で結婚・出産。夫とともにト ランシルヴァニア各地を巡り、各地の伝統的な手仕事の今を取材し、本や雑誌などで紹介。日本でトランシルヴァニアの手仕事や農村の文化などを紹介する展示やワークショップ、フェシモ社「クチュリエ」の手芸キットの企画も行っている。
森の彼方−トランシルヴァニアへの扉 >> http://morino-kanata.com/

   
thanks to: 創形美術学校ビジュアルデザイン科学生 高澤日美子 石田亜矢子
Petite africaine撮影:小山裕良 小野崎親子 東崎親子 

 



「united CRAFT nations」展
会 期 : 2015年6月19日(金)〜6月28日(日) 11:00〜19:00/会期中無休
会 場 : @btf