谷田一郎個展「グラフィティ仏陀 ビギンズ」展
なんで、芸術家になったのか? スペシャル トークライブ
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Akio Nagasawa Gallery 主宰 長澤章生氏、谷田氏の親友=ヒロ杉山氏、 たくさんのご応募、ご来場いただきありがとうございました。 |
【 グラフィティ仏陀の始まり 】
30年前に画家を目指した事がある。 しかしCMディレクターをしながらも作品はずっと作り続けていた。絵を描いたり、映像作品を作ったり、木彫りをしていた時もあった。2016年からは実写合成をしたCGの映像作品や3Dプリントの作品を新たに作り始める。キャンバスに絵は描けなくてもCGの作品であれば今までも作ってきたし自分の得意分野でもある。30歳前後にしていたVJも最近は殆どしていなかったが、数年前に友人のVJをする機会があり「VJ TECHNOVA」という名前もつけてもらった。これからの僕はきっとデジタルを使った映像作家になるのだと思っていた。 2020年に写真家である友人のオープニングパーティーでAkio Nagasawa Gallery の長澤章生氏と再会する。「谷田さん、今はどんな作品を作っているのですか? 作っているのであれば見せてもらえませんか?」この頃は実写にCGを合成した映像作品を作っていた。NFTアートも盛り上がる直前で僕の作風にはとても合いそうだった。 2021年8月に Akio Nagasawa Gallery Aoyama での個展が決まる。2022年10月開催予定。3Dプリントに大きなキャンバスを合わせた作品とカリグラフィやドローイングで全体を構成する展覧会を考える。 作品制作は着々と進んでいった。毎日のように3Dプリントがアトリエに届き、色を塗り、3Dソフトを使いまた次の作品を作っていった。しかし思ったようにまとまらず個展の会期を1ヶ月後ろにずらしてもらう。(長澤さんスミマセン)ラストスパートで3Dプリントの背景に置く大きなキャンバスを仕上げていた時、絵の完成は突然やって来た。 背景の絵としてではなく単品の1枚の絵として。 2022年9月27日。1枚目のF100号が完成する。今まで一度も完成したことが無かった絵が突然完成したのだ。その時、生まれて初めて自分の絵が描けたと思った。画家を目指した27歳の時から30年、きっとそれはずっと自分の真横にいたのだけど、僕がそれに気付けなかっただけだと思った。このとき個展開催1ヶ月前。 2022年10月17日。 Akio Nagasawa Gallery にて長澤氏と打ち合わせ。抽象画だけで展覧会をする事に決まる。今まで1年間かけて作ってきた3Dプリントの作品は今回は展示しないことに。 2022年10月26日。初めて描けた絵から7枚目くらい。 2022年10月30日。 2023年7月12日。 |
7月22日 なんで、芸術家になったのか? スペシャル トークライブ |
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清河北斗展 |