ヘナは植物の染料で描くタトゥー。ペースト状のヘナで模様を描き、乾いたら剥がします。
肌に残った模様は1週間から2週間で消えます。
ヘナ・アーティスト・sunao:植物染料で描く極細模様のボディ・アート<ヘナ>。中東を旅行した時にその美しさに魅了され、その後独学開始。 豊かなスキルとグラフィック・センスで、肌の上に神秘的な曲線世界を生み出します。今回、アイヌ柄に初挑戦。
※フルーツ・カービングは生の果物を素材とする、刹那な作品です。9月7日の実演でご覧いただく他は、パネル展示となります。
Carving Workshop / 佐藤朋子 ※要予約
昔、戦から幼い孫を守ろうと 山野をふたり、逃げ延びた老婆が、 ふとした瞬間に孫を見失ってしまい、 探して、探して、探し歩くうちに 摩周湖にたどり着いて 疲労と悲しみでそのまま島になってしまった。 という昔話が。
摩周湖にかかる霧は、その老婆の涙である、 という説もあります。
心の中に、なんだかとてつもなく古い記憶が在るように感じる時。 それは、自分の生きてきた年月よりも古い記憶で、 もしかしたら、長い長い時間をかけて 今のカタチにたどり着いた生命としての記憶なのかもしれない、と思ったり。 ときおり、その古い記憶がふわりと浮上してきます。
遠い国にルーツを持つ手仕事。 この地に昔から伝わる文様や民話や伝統楽器。 初めて触れるのに、 不思議な懐かしさがこみ上げてきて、心が穏やかになります。 そして、 そこに秘められた意味を知ることで、新たな力があふれてくるのです。
Petite africaine プティット・アフリケーヌ 馬野晶子 <アフリカン・スローライフから生まれた手仕事> <フレンチ・スタイルなアフリカ雑貨>がキーワードのウエブ・ショップ。 今年主役は、アフリカン・プリント<バーニュ>。一つ一つの絵柄に呼称があり、時に使用者のメッセージにもなるというパーニュは、アフリカンにとって単なる「生地」ではなく、コミュニケーション・ツールでもあるのです。和洋装問わず使える楽しいバッグにエプロン、ワンピース、雑貨。いつもと少し違ったアレンジを楽しみながら、遠いアフリカに思いを馳せてみてください。 Petite africaine >> http://www.petiteafricaine.com
フェア・トレード「マーム・サンバ」fromセネガル 今から20年以上も前に、セネガル内陸部にあるブルッス(熱帯乾燥地方の低木地帯)の村で、「マーム・サンバ」の物語は誕生しました。不毛な砂漠地帯で厳しい暮らしを長いこと強いられてきた村民たち。
アトリエ「マーム・サンバ」は、織物、染め物、縫製の工房を有し、彼らにさまざまな技術や商品知識を伝授し、村は次第に発展してきました。高品質の確保、職人である村民への技術援助と適正な価格での販売。公正でオープンなビジネスは、現在もこの村の新しい原動力となり、人々の暮らしを支えています。
今回、PEACECHAIN(ピース・チェーン)の協力のもと、 経験豊かなシニア女性の技術で<バーニュの裂き織>にも挑戦。 Petite africaineの新しい試みです。 PEACECHAIN >> http://peacechain.jp/
nomadicraft ノマディクラフト 笹本祥巨・麻希 自然・旅・民族をテーマにした、衣料&雑貨のアトリエ・ショップin東京・西小山。今回はタイに加え、ベトナムやラオスから届いた山岳少数民族のフェア・トレード雑貨も登場。母から子へ、脈々と受け継がれてきた素朴で美しい手仕事を紹介しながら、作り手である女性たちに仕事の機会を提供し、貧困の輪を断ち切るための支援を行っている。 nomadicraft >> http://nomadicraft.com WebShop >> http://nomadicraft.shop-pro.jp/
繊細な刺繍にカラフルなパッチワーク。淡く優しい色使いの草木染め。 少数民族たちが作るそれらの手仕事は、服や雑貨の姿をしたお守りであり、古の時間が息づく物語です。さまざまな国や民族のパーツを、時を超えて繋ぎ合わせたアクセサリー『juju』と一緒に、少数民族の手仕事雑貨、そして彼らにインスパイアされたオリジナルを「今」の目線で楽しんでいただけたら幸いです。
アクセサリー「juju」 千年以上前のローマンガラスや、アジアやアフリカの少数民族が身につけてきた装身具、動物の骨や鉱石など、長い年月を経てさまざまな国、人、民族の手を渡ってきたパーツを繋ぎ合わせ、アクセサリーとして蘇らせています。 juju >> http://jujupage.com
中心模様 佐藤朋子 果物や野菜、石鹸を素材とし、ナイフ一本で仕上げていくタイ・カービング。密度の高い、可憐で繊細な模様がロンドする作品は、うっとりするほどに美しく、普段見慣れた青果やソープを全く別の艶やかな姿へと導く、その造形感覚と彫刻技術には畏怖を感じるほど。 atelierSATO主宰。 中心模様 >> http://www.chu-sin.com/
以前より木工を主な技法としてきた私にとって、タイ・カービングの持つ即興性や、使う素材の状態が作品に及ぼす影響の大きさは、新鮮な驚きと面白さがあり、自分にとって大事な表現方法の一つとなっていきました。作品創りの主軸となっている中心から広がっていく模様や、ここ数年惹かれている日本古来の模様などを、フルーツ・カービング(果物彫刻)、ソープ・カービング(石鹸彫刻)により表現しています。
Art Jewelry {Ague} アゲ 下倉洋之+床絵美 銀細工作家・下倉洋之が、豊かな創造力と、緻密で高度な技法を駆使して生み出すシルバー装身具「アゲ」。 アイヌの歌い手である妻・床絵美のデザインするアイヌ文様のモチーフ、そして大自然に繋がる様々な題材が、力強く、たおやかに浮かび上がる唯一無二の作品は、<護身符>のよう。今春より、北海道阿寒湖畔在住。 Art Jewelry {Ague} >> http://www.ague-arts.com/
彫金を始めて数年が経った頃、旅先の北海道でアイヌ民族の儀礼用の衣服と出会いました。 この時受けた衝撃が今も私を制作に向かわせています。 ーー深く深く「身を飾る」ということの原点へ。 その視点から物つくりをすることで、いつか私に強い感動を与えてくれた「なにか」が作品に宿ってくれることを願っています。